【子供の歯QA】矯正/生え変わり/乳歯の色など小児歯科で多い相談

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歯並びや虫歯の治療などお子様の歯の事でお悩みの方は廿日市市にある歯医者ナタリーデンタルクリニックにご相談下さい。

【子供の歯Q&A】

子供の歯に関する特に多い相談のまとめ

歯が生える時期から歯の生え方や形、色など…成長の仕方の違い、個人差により、子供の歯にもさまざまな違いがあります。
その違いが、全く心配の要らないこともありますが、何か問題がある場合には、早めの対処で治療の負担を軽減できることもあります。

無駄な心配をしないためにも、子供の歯の健康のためにも、子供の歯に関する知識を身に付けておくことも必要でしょう。
ここでは、小児歯科で特に多い子供の歯に関する相談をまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。

Q1 親に虫歯が多いと、子供も虫歯が多くなりますか?

A1

虫歯の原因には、口の中の細菌の数や歯の質、唾液の質など、さまざまなことが挙げられます。そのため、虫歯になりやすさも似てくる可能性は否定できません。

しかし、器質的なことよりも、メンテナンスの仕方食習慣などの方が、親子で似ている可能性が高く、虫歯が増える原因がそこにあるケースは多いです。
虫歯にならないような食習慣を心がける、歯磨きをしっかり行うなど、生活習慣を改善することが必要でしょう。

Q2 指しゃぶりをやめられません。歯並びなどに影響しないかとても心配です。

A2

指しゃぶりは、生理的な行為です。3歳くらいまでは、無理にやめさせる必要はないと言えますが、成長するにつれて、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす恐れがあるのは事実です。

しかし、指しゃぶりを行うことには心理的な側面もあるため、ただ無理やりにやめさせれば良いというわけではないため、専門家である小児歯科医への相談をお勧めします。

Q3 歯並びは遺伝しますか?

A3

歯並びが悪くなる原因の一つに、遺伝もあります。しかし、乳歯の虫歯や顎の大きさも原因になります。
虫歯予防をしっかり行ったり、よく噛んで食べる習慣を身に付けたり(顎を十分に成長させる)、歯並びが悪くなる要素を取り除いてあげることも必要でしょう。

心配な場合には、歯並びについて小児歯科で相談すると良いでしょう。
矯正治療は、症例によって適切な開始時期が異なります。効果的な時期に矯正治療を始められるように、定期的に検診を受けることは有効です。また、虫歯予防にもつながります。

Q4 永久歯が乳歯に比べて黄色っぽいのですが、大丈夫でしょうか?

A4

一般的に乳歯よりも永久歯の方が、黄色っぽいです。乳歯と並ぶと、黄色っぽいのが目立ちますが、永久歯が生えそろうと目立たなくなってくるでしょう。

「他の子に比べて黄色っぽい」と心配される保護者の方もいますが、歯の色にも個人差があります。「歯が黄色っぽいから虫歯になりやすい」など、歯が黄色っぽいということが歯質に影響することはありません。
歯の表面のエナメル質の透明度で、歯の色が違って見えるのです。

Q5 強くぶつけた歯が少し黒いです。放っておいて問題はありますか?

A5

歯に強い衝撃が加わり、歯髄(神経)が死んでしまうと、変色が起こる場合があります。
乳歯の場合、特に痛みがなければ経過観察となるケースもありますが、死んだ神経は放置しておくと膿をもってしまう可能性があります。痛みなどがなくても、早めに受診することをお勧めします。

また、衝撃によりぐらぐらしている場合には、歯が折れていなくても、抜けかけている場合もあります。固定などの適切な処置が必要になるため、早めに受診しましょう。

Q6 ぐらぐらした乳歯は抜いてしまって良いのですか?

A6

乳歯がぐらぐらして、痛みが生じたり、食事に影響したりすると、早くとってしまいたくなる気持ちはよくわかります。
しかし、無理にとってしまうのは良くありません。根が残ってしまったり、歯茎を傷つけてしまったりする場合があるのです。

「ぐらぐらしている乳歯の抜き方を教えてください」などの質問を受けることもありますが、自然に抜けない場合には、無理に抜かずに受診することをお勧めします。

Q7 乳歯が抜けた後の注意点はありますか?

A7

乳歯が抜けた後は、歯茎に刺激を与えないように、歯ブラシを歯が抜けた場所に当てないようにすることが必要です。

また、歯が抜けた場所への細菌感染を心配する方も少なくありませんが、それほど心配は要らないでしょう。抜けた後に、腫れや痛みがなければ問題ありません。

Q8 歯科で撮影するレントゲンによる被爆量が心配です。

A8

必要のないレントゲン撮影を行うことは良くありませんが、レントゲン検査によりわかることはたくさんあります。正しい診断のために、レントゲン撮影は不可欠と言えます。

歯科用レントゲンによる被ばく量は、パノラマレントゲンで胸部レントゲンの半分以下、部分的に撮影を行う小さなレントゲンでは1/5以下です。
1年間に自然に浴びる放射線量(日本人の場合)は、パノラマレントゲンの放射線量の数十倍です。

歯科でのレントゲン撮影の被爆量は、それほど心配しなくても良いでしょう。

レントゲン撮影により口の中のことを詳しく知ることは大切なことです。問題の早期発見にもつながるでしょう。

Q9 大きな虫歯の場合には、子供でも銀歯になってしまうのですか?

A9

銀歯ではなく、白色のレジンというプラスチックで治療可能ですが、ひどい虫歯では銀歯にせざるを得ない場合もあります。

近年は「銀歯にしたくない」という保護者の方も少なくありませんが、銀歯の方が適しているケースもあるのが事実です。

銀歯にならないように、虫歯の予防はもちろん、進行させないようにすることが大切です。

Q10 乳歯の虫歯も治療しなければなりませんか?

A10

「乳歯はどうせ生え変わるから、虫歯の治療は必要ないだろう」
と考える保護者の方が多いです。しかし、乳歯の虫歯は、歯並びや永久歯に悪影響を与えるため、治療が必要です。

小さな虫歯であれば、進行止め(サホライド)などでの処置も可能ですが、穴が開いているような進行した虫歯であれば、乳歯であっても治療が必要になると言えるでしょう。

子供の虫歯は、大人の虫歯よりも進行しやすい特徴があります。そのため、生え変わりまで待っている間に、悪化してしまう可能性が高いのです。

また、虫歯が進行すると、歯根の先に膿が溜まってしまいますが、その膿が乳歯の下にある永久歯のエナメル質を溶かしてしまう可能性もあります。生えてくる前にダメージを受け、変色した永久歯が生えてしまうこともあるのです。

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