お子様の虫歯予防に効果のあるフッ素塗布をご希望の方は広電阿品駅より徒歩1分の歯医者ナタリーデタルクリニックへご相談下さい。費用や塗布をはじめるタイミングなども治療についてアドバイス致します。
フッ素塗布は、「1歳半健診や3歳児健診で受けるもの」と認識している人も少なくないと思います。
しかし、効果的に子供の歯を守っていくならば、小児歯科でのフッ素塗布も取り入れ、フッ素の力も借りて強い歯を作ることをお勧めします。
フッ素塗布を通じた小児歯科への定期的通院は、子供の口の中のトラブルの早期発見、メンテナンス方法の改善などにつながるでしょう。また、定期的に歯科へ通い、子供の歯の健康への関心を持ち続けることは大変重要なことです。
フッ素は、「フッ化物」とも呼ばれます。薬品というイメージを持っている人も少なくないと思いますが、肉や野菜などの食品にも微量ですが含まれています。こちらも微量ではありますが、骨や歯の構成成分の一つでもあります。
フッ素の危険性を心配する保護者の方も多いですが、普段の食事などで摂取している成分ですから、濃度などに気を付ければ、フッ素塗布に危険性はないと言えます。
フッ素には、再石灰化を促進する効果や虫歯菌が酸を作り出すのを抑制する効果があります
子供の歯は、大人の歯に比べて再石灰化が進んでいないために、虫歯になりやすいです。そのため、再石灰化を促進することは、虫歯に負けない強い歯を作る効果があると言えます。
また、プラークに含まれている虫歯の原因菌は、酸を生成して歯を溶かします(虫歯を作ります)。フッ素には、この酸の生成を抑制する効果があるため、虫歯のリスクを抑えることができると言えるでしょう。
「フッ素塗布はいつから始めたら良いですか?」という質問を受けることが多いですが、フッ素塗布は歯が生えて間もない時期が特に効果的だと言えます。
生えたばかりの歯が虫歯になりやすいのは、再石灰化が進んでいないからだということはお話ししましたが、歯は唾液の中のカルシウムなどのミネラルによって、徐々に強くなっていきます(これを再石灰化と言います)。
そのため、生えたばかりの歯(乳歯だけでなく永久歯も)は、特に虫歯予防が必要なのです。
フッ素塗布の料金は、「予防目的」の場合は保険が適用とならないのが原則です。しかし、虫歯が多発しているケースなどでは、フッ素塗布も保険が適用になるなど、ケースによって異なります。
そのため、保険が適用とならないフッ素塗布は、歯科医院によってかかる金額が違ってきます。フッ素塗布を無料で行っている医院もあるようです。
「フッ素塗布だけ〇〇歯科で受けて、治療は△△歯科」というのは望ましくありませんので、フッ素塗布を行う場合には、かかりつけ医となる歯科医院で行うことをお勧めします。フッ素塗布の費用だけで歯医者を選ぶことは、お勧めできません。
広島にあります当院では、フッ素塗布を500円で行っています。
フッ素塗布は1年に2回以上行うと良いとされていますが、年に3~4回の塗布をお勧めします。
また、年に3~4回歯医者で口の中を診てもらうことは、虫歯予防において大変有効です。
フッ素を過剰に摂取すると、急性の中毒症状を起こす可能性があります。中毒量は、体重1kgに対して、2mg以上とされています。
しかし、小児歯科や健診などで使用する薬剤の量ならば、中毒を起こす心配はないと言えるでしょう。洗口薬など、自宅でフッ素を取り入れる場合には、フッ素の濃度などを確認し、適切に使用する必要があります。
小児歯科などで行っているフッ素塗布以外にも、次のような方法で、フッ素を取り入れることができます。
フッ化物洗口は、飲み込まずにうがいができる必要があるでしょう。
また、市販の歯磨き粉の多くにフッ素が配合されていますから、フッ素入り歯磨き粉は手軽に取り入れられます。
フッ素で注意すべき点は、フッ素の効果に頼りすぎないということです。
虫歯を予防するには、歯磨きをしっかり行い、おやつ・食事の摂り方(タイミングや頻度)に注意する必要があります。フッ素は歯を強くして虫歯を予防する効果がありますが、基本的なケアを怠っては虫歯になってしまいます。
フッ素の虫歯予防効果に頼り過ぎて、日々のケアが不十分にならないようにすることが必要です。
進行した虫歯は、フッ素(再石灰化)で治りません。しかし、穴が開く前の初期段階の虫歯ならば、再石灰化により治ります。そのため、初期虫歯にはフッ素塗布が有効と言えます。
しかし、フッ素で再石灰化を促進するだけでなく、虫歯になった原因を見極め、改善することも虫歯の進行や虫歯の増加を防ぐために必要でしょう。
大人の歯は再石灰化が進んでいますから、子供の虫歯予防効果には劣ると言えますが、大人もフッ素を活用することで虫歯予防の効果が高まります。
「フッ素塗布は子供が受けるもの」と思っている人も少なくありませんが、大人もフッ素塗布は受けられます。
うがい薬や歯磨き粉などにもフッ素が配合されていますから、上手に取り入れると良いでしょう。
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